ラーメンを食べていると薄毛になりやすい?

手軽に食べる事が出来て日本人の国民食事ともいえるラーメンを食べると薄毛になる?
何ともショッキングな見出しですが、脂や化学調味料、塩分量、カロリーなどを考えても決して体には良い食べ物とは言えないと感じますが果たしてラーメンは育毛には良くないのでしょうか?
薄毛になりやすい食べ物なのでしょうか?詳しく解説していきます。

ラーメン以外に実は、世界的に脂肪分の多い食生活をしていると薄毛になりやすい

日本人の3人に 1人は薄毛や抜け毛に悩んでいますが、食生活の欧米化や偏った食生活が大きく髪に影響していると考えられます。
それはやはり食生活が関係しています。
ちなみに大手カツラメーカーのアデランスの調査によると、世界の薄毛人口トップ3はNo1チェコ、No2スペイン、No3ドイツとなり、日本は 14番目に薄毛人口が多いのですが、アジアだけで見てみるとダントツで日本は薄毛人口No1です。

この世界薄毛人口トップ3の国の食生活を見ると、多いのが塩分と脂質です。ビールにワインといったアルコールに食べ物も脂肪分がたっぷりです。
塩分や脂肪分、アルコールの取りすぎには注意が必要ですが、 最近の日本の食生活も塩分、脂肪分、炭水化物の取りすぎ傾向により薄毛化が増えているのではないでしょうか。

日本において、そうした食生活の傾向の代表例がラーメンです。実はラーメン好きには薄毛の人が多いのです。
そのラーメンに多く含まれているのが高
塩分と高脂質です。
そこに過剰なアルコール摂取となれば、世界の薄毛国トップ3の食生活と変わりません。肉料理を食べてお酒を飲んだ後の締めのラーメンは、正に薄毛食のフルコースになります。
良くないとはわかっていながらもついつい食べてしまうラーメン。

特に流行りの背脂たっぷりラーメン。
この背脂たっぷりラーメンや豚骨ラーメンは人気があり、大好きな方も多いのですが、背脂に含まれる動物性脂肪と麺に含まれる糖質、高塩分は、薄毛だけでなく糖尿病の心配もあります。

そしてラーメンは肥満にもつながります。
肥満が薄毛、脱毛に関係することについて、東京医科歯科大学などの研究グループは高脂肪食等による肥満が薄毛・脱毛を促進するメカニズムを解明しました。
肥満を引き起こす要因が、髪の毛を作る毛包幹細胞にも働きかけ、 脱毛を促進しているということから、早期から肥満を予防する介入を行うと、毛包幹細胞を維持でき、脱毛症の進行を抑制できることが研究発表されたのです。

ラーメンの食べ過ぎは肥満に繋がるのでやはり、食べ過ぎには注意が必要です。

ラーメンはカロリーは意外と少ないが塩分が高い

ラーメンのカロリーは1杯500〜800Kcalといわれています。
成人男性が1日に摂取した方が良いとされている摂取カロリーは2200Kcalですから、3食のうちの1回として考えればカロリーとしてはそれほど多くない印象です。
ただ、ラーメンは大体1杯あたり5g以上の塩分が含まれている事が多いです。1日に摂取して良い塩分量は男性で7.5g、女性で6.5gです。 

厚生労働省e‐ヘルスネットより参照

1日3食として考えると1回あたりに摂取していい塩分量は約2gとわずかです。ラーメン1杯に、ほぼ1日分の塩分量の大半以上が含まれていますのでラーメンを1日に昼食、夜食と食べる人は抜け毛の心配だけでなく、高血圧や様々な重大な病気になるリスクもあります。
日本では成人の3人に1人、高齢者の3人に2人が高血圧と診断されています。高血圧は心臓病や脳卒中に繋がりや塩分量を考える事も大切です。
普段、何気なく買っている食品やソースなどの調味料でも、食品表示ラベルに記載されている栄養成分表示を見てみると、かなりの量の塩分が使われている場合があります。
昼食に塩分量の多い食事をしたら夕食で調整するなど、1日の中で塩分のバランスをとる意識を持つだけでも、塩分との向き合い方は変わってきます。
インスタントラーメンの塩分濃度も参考にしてみましょう。
栄養成分表示 1食(100g)当たり

サンヨー食品サッポロ一番 塩ラーメンより参照

意外にも醤油ラーメンよりタンメンが塩分濃度が高いので食べ過ぎには注意

醤油ラーメンの塩分濃度は約5gに対して、スープの色も透き通って野菜もたくさん入ったタンメンは身体には良さそうなイメージですが、実は醤油ラーメンよりタンメンの方が塩分濃度は約9gと塩分が高いのです。

透き通ったスープの色は逆に塩分濃度が高いので食べ過ぎには注意しましょう。

ラーメンを食べ過ぎると身体が糖化体質になり薄毛を招きやすい

ラーメンは食べてはいけないという訳でなく、ラーメンを食べすぎてはいけないとわかっているつもりで も、手軽だからとついつい麺類やパンなど糖質の多い食べ物を食 べすぎてしまうことは、「糖化」→「薄毛」の原因になります。

糖化 = 薄毛、 薄毛予備軍

さて、これはなぜでしょう? 「糖化」と聞くと、 何やらあまり良い意味の言葉には聞こえないと思 う方も多いでしょう。
糖化とは、体内のタンパク質と余分な糖が結びつき、老化の原因となる物質を生成してしまうことを言います。
最近では、これが頭皮の老化にも大きく影響を与えていることがわかっています。


図をご覧ください。


食パンは加熱により糖とタンパク質が結合し、焦げて硬くなります。
皮膚や頭皮にも、糖化により同様のことが起こります。
糖が血流に乗って体内のタンパ ク質と結びつくと変性、劣化して老化物質AGEs(終末糖化産物)という物質になりま す。
これがタンパク質に糖がくっつき劣化する「糖化」反応で、体中で炎症を起こし、い わゆる「老化」を促進する原因物質とされています。
それが老化の元、薄毛の原因になります。糖化は育毛の敵なのです。
普段から糖質の高い食べ物や飲み物を取りすぎていると、この「糖化」体質になります。
糖化体質になると必ず酸化作用が起こるので、肌や頭皮や血管への悪影響が大きいのです。いわゆる老化です。
血管の糖化は血管にダメージを与えてしまい頭皮の毛細血管を途切れさせてしまいます。
途切れた血管から先には栄養分が行き渡らなくなります。栄養分を運ぶ血液は頭皮の毛細血管には体の主要な部分を巡った最後に行き着くので、糖化によって血管が途切れていればそこでストップしてしまうことになります。

その結果、栄養分という燃料が頭皮全体に行き渡らない状態になり、髪を作る全ての機能に悪影響が出て髪は育ちにくくなりますし、それが原因となり抜け毛を引き起こします。
糖化によって酸化した体質から、抗酸化に体質を戻さなくてはなりません。
それにはラーメンを必ずしも食べてはいけないという事ではありませんが、ラーメンの食べ過ぎは控えましょう。
普段の食生活を見直して糖質の高い食生活を控えましょう。

 

人工旨味調味料は依存性があり、血管を老化させやすい

 ラーメンやカップラーメンなどに多く使用される人工旨味調味料(アミノ酸など)などを多く含んだラーメンは依存性が高くなり、体には絶対に良くないとはわかってはいても毎日、なぜか無性にラーメンを食べたくなるといったラーメン依存症も増えています。

人工調味料は口に入ると敏感な人は口内炎などが出来るほど拒絶しますが、人の味覚作用はその強い旨みにいったん慣れてしまうと、天然のかつおぶしや煮干しで取っただしでは満足できなくなり、人工的に作られたエキスの味の欲求が高まり「もっと食べたい」と求めるようになります。
ちなみに、スナック菓子などにも大量の塩分や人工調味料が使われていますので、〝ス ナック菓子が食事代わり〟と依存してしまう人も多くなります。
また多くのスナック菓子 にはトランス脂肪酸が含まれており、脂肪が血管にたまりやすく動脈硬化のリスクもあり、 特に毛細血管はつまりやすいので注意が必要です。
スナック菓子などを購入する際は表示 を確認して、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸の含まれてないことを確 認しましょう。
脂質と塩分の多い食事は血管を縮めて血液をドロドロにし、頭皮の血行も悪くしていきますので、頭皮への血行が悪くなれば当然、髪を作る頭皮には栄養素が行き渡り難い状態となり、その結果抜け毛を増やし、薄毛人口を増やす原因にもなります。

〝ラーメンは絶対に食べてはいけません〟という訳ではありません。

抜け毛や薄毛をストップする為にラーメンを食べれない?それではかえってストレスになってしまいます。
ストレスを溜めすぎてしまい抜け毛を増やす事にならない為に、ラーメンは週に一度のささやかなご褒美的な楽しみにするなど抑制することが大切です。
また、スープは全部飲み干さない。お酒を飲んだ後の締めのラーメンは辞めるなどの自分自身での食生活の決まりを作るのもオススメです。

麺が食べたくなったら、育毛のためにはラーメンを食べるより蕎麦をおすすめします。

蕎麦は手軽に食べられて、育毛に良い成分の必須アミノ酸が豊富に含まれています。
必須アミノ酸が不足すると、体の様々な機能が正しく行われにくくなります。低栄養状態になり、肌荒れなどが起こることがあります。
また髪の生育にも欠かせないものです。
つまり必須アミノ酸は私達が生きていく上で欠かせない栄養成分なのですが、蕎麦はその必須アミノ酸をパーフェクトに補うことができます。
また、蕎麦には亜鉛成分も豊富に含まれています。100gあたりの亜鉛の量は米の2倍、小麦の8倍です。
さらに蕎麦には、ルチンという成分が多く含まれています。ポリフェノールの一種であるルチンは毛細血管を強化し、血圧や血糖値を下げ肥満の防止、糖尿病の予防や内臓を活性化する働きがあります。
そして蕎麦自体は炭水化物ですが食物繊維も豊富なので、炭水化物の中では太りにくい食べ物なのでダイエットを気にされている方にもオススメです。

まとめ

普段の食生活が髪や頭皮に現れてきます。
ですからラーメンを食べることは特に悪いことではありません。日本人の誰もが好きな食べ物の一つなのでラーメンを食べたら抜け毛が増えたりや薄毛になるという事はありません。
ただし、普段の食生活が乱れていたりインスタント食品や化学調味料が多く含まれているコンビニ弁当などが主な食生活になっている人はラーメンを食べていなくても偏った食生活により抜け毛を増やす原因にもなり得ます。
また、糖質の高い食生活ばかりになると糖化体質となり、老化が早まる原因にもなります。老化は頭皮や髪にも影響を与えますので糖化体質という事にも注意しましょう。
栄養をきちんと考えた食生活を見直してみる事で髪にも頭皮にも良い影響を与えますので抜け毛予防や薄毛予防にもなります。