女性の薄毛は飲酒が原因かも?お酒と薄毛の関係性について

適度なアルコールの飲酒は血行の働きを良くするとされていますが、その「適度な飲酒量」は、1日当たり350mℓ缶ビール 1本程度とされています。毎日お酒を飲まれる方には缶ビール 本だけでは物足りないと感じる方は多いのではないでしょうか?
しかし、過度な飲酒は、髪には良くはありません。
過度の飲酒を続けると、女性でも薄毛のリスクが高まることをご存知でしょうか。
お酒に含まれるアルコールは、栄養の吸収を阻害したり薄毛の原因となるジヒドロテストステロンを増やしたりする恐れがあります。ここでは、アルコールと薄毛の関係について発毛診断士であり「フサフサ大作戦」の著者でもある久田篤が詳しくご紹介します。

男性と同じ脱毛症が女性にもお酒が原因で脱毛を引き起こす事もあります。

男性がAGA(男性型脱毛症)治療薬を服用されている場合、お酒を飲む機会の多い方とお酒を飲まれない方とでは効果が違ってきます。
お酒を飲まれる方の方が医薬品治療効果が髪に対する効果は薄いように感じます。
また髪の質感にも違いが出ます。過度な飲酒をされる方の髪はツヤのないパサついた髪になりやすく、毛の1本1本が細くハリがない方が多いです。
AGAは男性だけでなく、女性のAGA(女性型脱毛症)のFAGAもありますのでお酒の飲み過ぎは脱毛因子を増やすきっかけにもなる事は覚えておきましょう。

AGA(男性型脱毛症)に大きく関係する男性ホルモンですが、実は男性ホルモンと言えば、男性特有のものと思われがちですが、実は女性の体内でも男性ホルモンが分泌されています。
実際に、ジヒドロテストステロンは女性の薄毛である「FAGA」の要因ともされているため、お酒の飲みすぎには注意が必要です。

原因(1)アルコール分解に栄養が使われて髪に栄養が行かない

飲酒で摂取したアルコールは酢酸に分解され、体内に吸収されますが、その過程で、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解され、その後に酢酸に分解されます。
過剰な飲酒が原因でアセトアルデヒドから酢酸への分解が追いつかなくなると二日酔いや頭痛を引き起こしますが、これを補うために体内のアミノ酸が使われます。
アミノ酸は髪の成長には欠かせない栄養素であるため、アミノ酸が不足することで髪に充分な栄養を与えられなくなり、髪の発育や育毛にも悪影響を与えるのです。
そのため、過剰な飲酒は薄毛の原因の一つになると言えます。
また、AGA(男性型脱毛症)治療薬などの医薬品は肝臓で解毒されます。しかし飲酒による解毒で肝臓はフルに活動していてさらに医薬品の解毒も行う訳ですから、肝臓の負担は相当なものになります。検査数値が悪化し、肝機能障害も起こしやすくします。

適量を通り越した飲酒は、髪にも内臓にも負担をかけるのです。

原因(2)ジヒドロテストステロン(DHT)が増加する

飲酒により取り込まれたアルコールは、アセトアルデヒドに分解され、その後酢酸に分解されます。しかし過度な飲酒ではアセトアルデヒドを分解しきれません。その場合、アセトアルデヒドが体内を血流に乗って巡ることになります。

アセトアルデヒドの増加は、AGAの主原因であるジヒドロテストステロン(DHT)を増加させます。ジヒドロテストステロン(DHT)が脱毛を促し、髪が生成してから脱毛していくまでのヘアサイクルを短縮化させます。過度な飲酒は髪の成長に悪影響なだけでなく、ジヒドロテストステロンを増加させて脱毛作用を促し、薄毛の原因となるのです。

原因(3)糖質の過剰摂取による血行不良

飲酒によって懸念されるのが、糖質の過剰摂取です。また、飲酒だけでなくおつまみによる糖質の過剰摂取も考えられます。ビール500mℓのカロリーが約200kcal、ワイングラス 1杯で約 90kcal、日本酒 1合で 70kcalになります。

糖質を過剰摂取すると中性脂肪が増え、これによって血液がドロドロになり、血行不良となります。これによって頭皮も同様に血行不良を起こし、髪の毛への栄養は血液を通じて供給されるため、栄養が充分に行き渡らず育毛を妨げる原因となります。そして結果的に髪の毛が充分に成長することができず、薄毛の原因へとつながるのです。
もしお酒を飲むなら、蒸留酒などのウイスキーを炭酸水で割るハイボールなどが良いでしょう。酒自体はほぼ0kcalで、糖質を抑えられます。

飲酒は睡眠の質も悪くし髪の状態も悪くします。

お酒を飲むと寝やすい、お酒を飲まないと寝られないという人も多くいます。
しかし、お酒を飲んでの睡眠は実は睡眠の質を下げます。
お酒のアセトアルデヒドは、睡眠の質を低下させるといわれています。寝る前にお酒を飲むと、夜中に目が覚めたり睡眠の質が低下したりして、睡眠時間は足りているのに眠気や疲れがとれなくなります。よく寝たつもりでも深い眠りにはなってない場合が多いのです。

寝不足状態は薄毛の原因につながります。
質の良い睡眠は、髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌に欠かせないため、綺麗な髪を維持する為には飲酒を出来るだけしないようにしていく生活スタイルが髪には効果的になります。

アセトアルデヒドとは?

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-005.html

お酒をやめると髪には良い結果になります。

過度の飲酒は栄養不足も引き起こします。

髪の主成分のケラチンは、18種類のアミノ酸で成り立っていますがこのアミノ酸もお酒をやめる事によりアルコールを分解するときにケラチンを構成する「シスチン」や「メチオニン」が消費されるのを防ぎ、髪の成長に働きかけます。
また、皮膚や粘膜の健康を保ち、頭皮の乾燥を防ぐビタミンA、タンパク質からアミノ酸を取り込むビタミンB群、血流を促すビタミンEなどが阻害されるのを防ぎます。

お酒をやめると睡眠の質が高まります。

アルコールによるアセトアルデヒドの影響で低下していた睡眠の質が改善して、成長ホルモンの分泌が高まります。また、お酒を飲まないと寝られないといった生活スタイルからお酒を辞めて寝る生活スタイルにすると数日後には朝すっきり目覚められるようになります。

その結果、気持ちもリラックス出来て髪の状態に影響を与える交感神経と副交感神経のバランスも保たれて抜け毛予防に繋がります。

肥満防止効果にもつながります

お酒とおつまみはワンセットのように毎日、お酒を飲みながら夜遅くまでおつまみを食べるという生活スタイルは胃腸を休ませる事もできなく、おつまみを食べ過ぎる事によりカロリー過多になりやすく、アルコールのカロリーもプラスされますので太る原因になります。

肥満や太る事により、血液中の中性脂肪が増えて血液がドロドロになります。その結果、頭皮への血流が低下して、髪に必要な栄養が不足する恐れがあるのです。
お酒をやめるとカロリー過多にはならなくなり、肥満防止にもなり血液がドロドロになるのを防ぐ事になり、頭皮には栄養素がキチンと血流に乗って運ばれますので髪や頭皮の状態が良くなります。

まとめ

髪や頭皮にはその場で影響は出ませんがジワジワとお酒による影響は髪にもあらわれてきます。
過度な飲酒をしないでお酒を飲む場合は毎日の適用量を守りましょう。
睡眠の質は髪の育毛にも深く影響しますので良質な睡眠を心掛けましょう。
お酒を飲まないと中々、寝付けない場合にはよっくりと複式呼吸で鼻から息を吸って、お腹に溜めてからゆっくりと口から吐き出す呼吸法をすることで、リラックス効果が出来て安眠出来るのでオススメです。是非、試してみてください。