20代の女性が薄毛になる原因とは!   

20代の髪の抜け毛に悩む女性が急増しています。
髪のカラーリングやパーマのしすぎによる影響は抜け毛の原因になるのでしょうか?
今回は20代の女性の抜け毛のついて解説していきます。

若い年代が薄毛になる原因とは?

若い女性が薄毛になる原因はいくつかありますが代表的な原因となる要素はコチラになります。

パーマやヘアカラーによる影響

ほとんどの女性はヘアカラーやパーマをしていますが、カラー剤やパーマ液などの薬剤により頭皮を弱らせる結果となりそれが原因で脱毛を引き起こすきっかけにもなります。
またあまり知られていませんがカラーリングは活性酸素を排出するので活性酸素によって細胞はダメージを受け、老化や大病を引き起こす原因にもなります。
カラーリングにより頭皮に活性酸素を発生させるという事は頭皮老化にも影響します。
頭皮はお肌より敏感な部分でもあり頭皮が老化する事により縮毛やパサつき、細毛にもなります。頭皮老化は抜け毛も招きます。
ですから活性酸素を過剰に発生させてしまうカラーリングを頻繁にする事は控えるようにしましょう。
(美容室でのヘアカラー以外にホームカラーも同じく活性酸素を大量に発生させます。)

過剰なダイエットによる栄養不足

髪を作る毛母細胞は血液から多くの栄養素や酸素を取り入れて活性化します。
しかし、過度なダイエットなどをしていると、髪の毛の成長に必要な栄養素が不足し、髪を作る事が出来なくなり結果として脱毛を招き薄毛となってしまいます。
また20代を境に年々、細胞の数は減り続けていきますので髪の毛も徐々に若い頃よりも毛量や髪のコシは失われていきますのでいつまでも若々しい頭皮を維持するには細胞を活性化させる為の栄養分が必要です。
20代で薄毛が気になるような場合、まず頭皮に栄養を補う必要があります。

ストレス、睡眠不足での影響

最近、若い女性に円形脱毛症に悩む方が多くいます。
円形脱毛症はストレスが大きな原因となり脱毛症を引き起こします。円形脱毛症でなくても抜け毛が多くなり薄毛になる場合もあります。
コロナ禍での影響もあり、ストレスによる脱毛の影響は若い女性には多いです。
コロナの影響以外にと恋愛や仕事、人間関係など、ストレスを溜めやすい環境が多く存在しています。このストレスが過多になると自律神経のバランスが崩れ、血液の流れが悪くなります。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れると髪に必要な栄養素(タンパク質)などが毛髪に充分送れなくなってしまい、毛髪に栄養が欠乏し、弱くて抜けやすい髪質に変化してしまいます。
ストレスを溜めないようにする生活スタイルを見つける事も大切です。

抜け毛は1日何本までなら大丈夫?

普段の日常生活で髪は健康な人で1日に80本〜100本抜けます。
これは髪のヘアサイクルが正常な場合は1日に80本〜100本抜けても全く薄毛になる事はないので心配する事はありませんが、ヘアサイクルが乱れてくると細い髪の毛や短い髪の毛が抜けるのが目立ちます。
その場合はヘアサイクルの乱れが疑われますので1日の抜け毛が100本程度だからと安心してはいけません。
ヘアサイクルが乱れた抜け毛が増えると髪が十分に成長出来ないまま抜けてしまう場合が多いのでロングヘアーでも切れ毛や不揃いな髪の為に綺麗なヘアスタイルにはなりません。
健康的なヘアサイクルを維持するには適切なヘアケアやホルモンバランス、生活スタイルを見直す事が大切です。

どんな対策をすれば脱毛は防げるか?

 抜け毛が増えたと焦るあまり、どのような対策をしたらいいのか悩みますね。
抜け毛が増えたかな?と感じたら早めの対策が必要ですので是非、参考にしてください。

食生活の見直し

健康的な髪の毛を育てるには健康的な頭皮が必要不可欠ですので頭皮の健康にはしっかりと栄養を摂ることが大前提です。まずは1日3食を意識してみましょう。その中でも髪の毛の主成分であるタンパク質を多めに摂ることや女性に多い鉄分不足や亜鉛不足による脱毛をなくす為に鉄分も補給する事も大切です。
またビタミンが多く含まれる野菜を摂ることがおすすめです。
良質なタンパク質を摂取するために納豆、豆乳、豆腐などがオススメです。
鉄分や亜鉛を摂取するにはレバー、マグロ、カツオなどからの摂取や小松菜、ほうれん草、乳製品からも摂取出来ますのでバランスよく食べることをオススメします。

睡眠の改善

髪の成長には睡眠は欠かせません。十分な睡眠時間が取れていないと、髪の毛の成長を促す成長ホルモンが分泌されません。また、ストレスをため込む原因にもなってしまいます。
成長ホルモンが一番分泌されやすい時間帯のゴールデンタイムは午後10時〜深夜2時ですので成長ホルモンの分泌がたくさんされる時間帯に就寝する事をオススメします。
ストレスによる睡眠不足の改善には夜はゆっくりお風呂に浸かリラックスする事で考えすぎるモードからリラックスモードに変える事が出来、ゆっくりした睡眠を得やすくなります。

また、呼吸法も大切になります。
なかなか眠れない人は腹式呼吸で寝ましょう。
腹式呼吸はお腹に酸素を取り入れるようにお腹を膨らませたり、へこませたりする呼吸法です。
腹式呼吸はリラックス効果が得られるので良質な睡眠が出来ます。

ヘアケアの見直し

頭皮にあっていないシャンプー剤を使っていると必要以上に頭皮の角質を洗い流してしまい頭皮が荒れてバリア機能を失い、頭皮トラブルの原因により抜け毛を誘発します。
髪や頭皮を悪化させないためにも、低刺激のシャンプーを使うことやシャンプー時のすすぎには充分に時間をかけてすずきましょう。
抜け毛が増え出したらドラッグストアなどで販売されているシャンプー剤は使わないようにし、美容師さんに相談して自分の頭皮に合ったシャンプー剤を使用するようにしましょう。
シャンプー剤を変えても最後の洗い流しは一番大切です。
多くの人がすずき不足により抜け毛を誘発している場合が多いのです。
すずきには最低3分は時間をかけてキチンとすすいで下さい。
すずきを時間をかけてしっかりすすぐ事をするだけでも髪はイキイキしてきますので洗い流しは大切です。
そして、頭皮に直接栄養を与えることができる育毛剤を使って、頭皮環境を整えていきましょう。
育毛剤や養毛剤には頭皮への栄養や血行促進効果もあります。頭皮トラブルの改善にもなりますので抜け毛が目立ってきたらホームケアである育毛剤や養毛剤を使う事をオススメします。

まとめ

薄毛は男性だけでなく女性にも多く悩まれています。
年齢と共に薄毛になるというわけではなく、若年層でも日頃のヘアケアや生活スタイルの乱れにより薄毛になる可能性もあるという事がお分かりいただけたかと思います。
また、食生活、睡眠は女性だけでなく男性の薄毛にも大切な事になります。食生活の乱れ、睡眠不足は髪を作る毛母細胞や頭皮に悪影響を与えますので生活スタイルを一度見直してみる事も抜け毛予防、抜け毛防止に繋がり髪の発毛を助けます。
私達は当たり前のように毎日シャンプーしますがシャンプーに関しても自分の頭皮に合わないシャンプー剤を使っていると頭皮トラブルにも繋がり、そして多くの人がすずきが不十分な為にそれが原因で抜け毛を誘発しやすくするのでシャンプー剤選びとシャンプーのすずきには十分なくらいに行って下さい。