スマホのしすぎは薄毛を招く!

スマホやパソコンのやりすぎで抜け毛や薄毛になる原因にもなります。
スマホが普及するようになってよく目にするのが、毎日の電車通勤中や横断歩道での信号待ち、プライベートのゆっくりした時間にも、スマホが手放せなくなっています。
若い方にも薄毛が増えている原因の一つとして、こうした時代や生 活スタイルの変化に〝体がきちんと対応できていない〟ことが考えら れます。
髪の悩みだけではなく、若い方でも最近は肩こりや首の痛みに悩む 方は多いですが、それは〝スマホ首〟とも言われているストレートネ ックの影響かもしれません。

ストレートネックが抜け毛、薄毛の原因になる? ストレートネックとはどんな症状?

ストレートネックとは、通常首の骨は「く」の字を描くようにゆる やかに曲がっていますが、その首の骨が文字通りストレートにまっす ぐになってしまっている状態です。
スマホやパソコンをしているとどうしても頭が下に向きうつむい た状態になります。人間の頭は実は重くてボーリングの球と同じくらいの重さがありますから、うつむき状態を支える首の骨にかかる負担は相当なものです。
その頭を支えるために首の骨はまっすぐになり、ストレートネックになるのです。
長時間のスマホやパソコンの使用は、ストレートネックを誘発して神経や血管を圧迫し、血流を悪化させることで肩こりや首の痛みだけではなく、重症化すると頭痛や冷え性、眼精疲労、めまい、そして血行不良による薄毛に悪影響があります。
それは、ストレートネックで首周りの筋肉が硬直してくると、首から上への血流が悪くなることがイメージできると思います。
血液が一番最後に到達する頭皮の毛細血管は血流上で末端とも言える箇所になりますので、スマホ依存によるストレートネックによる血流不足の影響により抜け毛や薄毛の原因となる可能性があります。

枕の高さも重要です。

高すぎる枕を使うと睡眠時に頸椎が圧迫され、首や肩に大きな負担がかかってしまうほか、周りの筋肉が緊張してしまいます。
その状態が長時間続くと、寝起きに首や肩の痛みが生じ、結果としてストレートネックになってしまう傾向があります。
高すぎる枕は首に負担をかけてしまいます。
あおむけの寝姿勢で枕に頭を乗せたとき、目線が真上からやや下あたりになるものが良いでしょう。

ストレートネックの自己診断法

ストレートネックになっているかどうか確認するのは簡単です。
自宅や職場で壁に対してお尻、かかと、肩甲骨、後頭部を付けてみてください。壁に対して自然な状態でくっついていれば大丈夫です。
ストレートネックになっていると、意識しないと頭の後頭部が壁に付かない場合が多いのです。

ストレートネックの予防法 

 

ストレートネック予防法

・デスクワークやパソコン作業で、猫背にならない椅子の座り方をしましょう。

・スマホの長時間の使用を避けましょう。

・スマホを見る時はうつむく姿勢でなく、目の高さにスマホを持ち猫背にならないようにしましょう。

・枕は高すぎないものに変えましょう。適切な枕の高さは枕に寝た状態で目線が真上よりやや下に向かっている状態が適切な枕の高さになります。

逆に顎が上になるような高 さの枕や、高すぎて目線が下に向きすぎるような枕はストレートネックになりやすいの で、変えてください。

 

逆に顎が上になるような高さの枕や、高すぎて目線が下に向きすぎるような枕はストレートネックになりやすいの で、変えてください。

こまめにやる1分間ストレッチ

 首のストレッチと肩のストレッチをしてあげることも大切です。
首のストレッチは、首の側屈 首を横にゆっくり傾けて3秒止めて戻す。

肩のストレッチは、両手を肩につけてゆっくり回すだけで肩こりが軽減します
ストレートネックにならないために、こまめなストレッチを取り入れましょう。

スマホに依存しすぎない生活を心掛ける

 当然の事になりますが、スマホの使用時間が長くなればなるほど、ストレートネックや首周りの筋肉の硬直が進みます。同じ姿勢で長時間うつむき加減でスマホを見つめ続けるような習慣はできるだけやめるように心がけましょう。
また眼の筋肉や眼の疲れも血流に関係してきますので眼にとっても休ませる休憩時間を入れてみたり、「瞬き」や「遠くを見ること」を心掛けるようにしましょう。
ホットタオルなどを目の上に被せて3分〜5分ほどそのままの状態にしておきましょう。目の上にホットタオルを乗せて数分後にタオルを取ると目の周りの筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなりスッキリします。
眉毛の部分を指の腹を使い軽く抑えて刺激する事でも眼の疲れやコリを軽減させてくれますので実践してみて下さい。

きちんと睡眠を取る

寝る前にスマホを見るのは避けましょう。寝る前にスマホを見るとなかなか寝付けないという方は多くいらっしゃいます。
それはスマホなどから出ているブルーライトを長時間浴び続けると、体内時計が乱れて昼夜逆転の「時差ボケ」状態に陥ると言われています。必要以上にブルーライトを浴びてしまう就寝前のスマホ使用が睡眠の良し悪しに関わっているのです。
またブルーライトをスマホで正面から長時間見てしまうことにより目への負担が大きいのです。
その結果、ドライアイや、目のかすみ、焦点が合わないなどの症状が現れます。悪化すると、目の疲れや肩こり、頭痛などが訴える人もいます。
スマホやパソコンの長時間使用でストレートネックになってしまっているということとブルーライトによる影響は本人は意識できていなくても、目は酷使されていますのでしっかりとした睡眠を取るためにスマホを寝る前にな見ないように心がけて良質な睡眠時間を確保することが大切になってきます。