最近、メディアや雑誌で女性の育毛特集や女性の薄毛に関しての話題を多く目にします。女性用の育毛製品も多くあります。
男性の薄毛もさることながら、女性の薄毛に悩む人も年々増加傾向にあります。
女性の薄毛は、頭頂部に髪がなくなるとか生え際部分から頭頂部にかけて髪がなくなるという、いわゆる男性型脱毛症のような薄毛ではありません。
「つむじ割れ」「生え際のボリューム」「分け目の薄毛」「ぺちゃんこ髪」「シャンプー時の 抜け毛」「地肌が透けてきた」「産後の抜け毛から前髪が薄い」など、女性の3割は何かし らの髪の悩みを持ち、 40代以上では実に5割以上が、つむじ割れや分け目の薄毛化に悩ま れています。
男性の場合は、最近では 10代から髪の薄毛に悩まれる方が多くいます。
男性は早くから薄毛になると目立ちますが、女性は薄毛になり始めても目立ちにくいで す。実は男性と女性では、髪の抜け方が違うからです。
髪は1つの毛穴から2~3本生えていますが、男性の場合は脱毛する際に、毛穴に生えている毛2~3本が「一気に」抜けます。これに対して女性の場合は、1つの毛穴から髪が2~3本生えている中で「 1本ずつ」抜けていきます。
ですから男性は薄毛が目立つ年代が早く、女性は30 ~ 40代になってから初めて事の重大さに気がつきます。
「あれっ? 最近、なんだか髪が薄くなってきた?」とビックリされる女性は多いです。
その時に多くの女性(男性もそうですが)は、髪のボリュームを出すためにパーマをかけます。
ヘアデザインのためでなく髪のボリューム感を出すためのパーマ。ボリュームを出すために仕方なくかけるパーマ。
しかし、髪や頭皮が薄毛になり始めた状態でパーマをかけてもすぐにボリュームは落ちてしまい、さらに薬剤などで髪や頭皮は傷みます。
健康な頭皮になることが、髪のボリュームアップと美髪につながります。10年前の、あの頃の髪質や髪のボリュームをよみがえらせることは可能です。
特に女性の薄毛は、男性の薄毛化の原因である男性型脱毛症(AGA)の要素が少ないので早めにケアする事により改善しやすいのです。
今回は、女性の薄毛になる一つの目安となる短い毛の抜け毛は薄毛になる兆候なのか?を解説していきます。
目次
なぜ、短い毛の抜け毛が増えるのか?
男性でも女性も現代病とも言われる薄毛。 「年を取ったら薄毛は仕方がない」と思われていた時代は変わりました。
生活スタイルの変化、食生活、シャンプーなどの化学成分などが原因となって、昔に比べると明らかに、薄毛化は若年層まで進んでいます。
お肌は若くピチピチなのに、髪は細く老けている状態。これは年を取ったから、老化現象だからという説明は成り立ちません。
髪の老化は、頭皮の老化が原因です。特に化学成分は頭皮内部にダメージを与えます。
化学成分や食生活の添加物や睡眠不足などにより頭皮が衰えれば、綺麗な髪は生えませんし、切れ毛になりやすい状態になります。
逆に頭皮が活性化すれば、綺麗な髪は生えてきます。
頭皮はお肌より繊細なので、頭皮もお肌と同じようにケアしていかないと、老化現象がスタートします。
頭皮は、お肌よりも敏感で繊細なのです。適切なケアをしない状態が長く続くと、老化と髪の薄毛につながります。
ヘアサイクルの乱れが細くて短い毛の抜け毛を引き起こす
髪の抜け毛は 1日平均 60~100本です。このくらいは抜けて当たり前なので心配あり ません。毎日フローリングの床に落ちた抜け毛の本数を数えるくらい気にしてしまうと、かえってストレスによる薄毛を加速しかねないので「1日100本くらい髪が抜け落ちるの は自然だ」と考えるようにしてください。
この「自然に髪が抜ける」のは、髪の毛周期(ヘアサイクル)によるものです。
薄毛はどんな人にも起こりえるもので、ストレスによるものの他、今まで髪がフサフサな人でもある日突然に抜け毛のスイッチがONになる場合があります。
それが異常脱毛とヘアサイクルの乱れによるものです。
ヘアサイクルの乱れは、薄毛になる大きな要因です。その仕組みは、
髪が急に細くなり始めて
↓
それまで長い毛が抜けていたのが、短い毛が抜けるようになる
↓
抜けた毛を見ると、毛の先端が細い
↓
細い毛ばかり抜けるのが目立つようになる
↓
短く細い毛が多く抜ける
これは、髪が生まれつき細いから薄毛になるということではありません。それは生まれ持った髪の性質です。もともと髪が細いからハゲるということはないのです。
しかし、普段の生活の中で髪が急に細く弱々しくなったり、抜け毛が多くなり始めたら要注意です。
〝昔はタワシのような剛毛だったのに、急に髪が細くなり抜け毛が増えて薄毛になった〟という話はよく聞きます。
ヘアサイクルの乱れによる薄毛は誰にでも起こりえます。
ちなみに、寝ぐせもチェックポイントの一つです。
「若い頃は、朝寝ぐせを直すだけで時間がかかっていたのに、最近、寝ぐせが全くないなぁ」という方は、髪のハリも注意してみましょう。
ハリがないということは、全体的に髪が弱ってきている可能性があります。
ヘアサイクルとはどんなもの?
ヘアサイクルとは髪が生えてから抜けるまでのサイクルのことをいいますが、頭髪は2~6年で生えては抜けてを繰り返します。
眉毛は3~6カ月のサイクルになります。
このヘアサイクルは成長期、退行期、休止期の3段階に分かれていて、成長期は髪を作る毛母細胞が細胞分裂して新しい髪を作る成長期です。
生え始めは弱々しい軟毛ですが、徐々に成長して太くしっかりした髪の毛に成長します。
次に退行期になると、成長期だった毛母細胞の活動が減り、髪の毛の成長が徐々になくなります。
その期間は約2~3週間になります。髪が自然に抜ける準備期間ですね。
そして最後は休止期となり、この休止期に入った毛は徐々に抜けます。
抜け毛とは、この休止期の期間になった毛が抜けたものですが、その抜けた後には毛母細胞が活発に細胞分裂をし始めていて新しい毛を生やす、というサイクルを繰り返します。
これが健康な髪のヘアサイクルになります。
健康なときのヘアサイクルは90%が成長期、10%が休止期という具合に繰り返されているので、1日に100本毛が抜けても、髪はフサフサに維持できています。
しかし、、、。
このヘアサイクルが乱れると、成長期だった期間は短くなり、髪の毛がきちんと成長できないまま抜けてしまいます。
全てのヘアサイクルの期間が短縮されてしまい、成長期、退行期、休止期の期間が早まり、正常な髪の抜け毛とはほど遠い、細く短い毛が抜けるのが目立ちます。
髪を作るスケジュールが短いので、長距離マラソンの選手が短距離走で終わってしまうように、充分に成長できないままゴールして抜け落ちます。
これが男性のAGA(男性型 脱毛症)です。ヘアサイクルの乱れが薄毛に大きく関係しているのです。
女性の薄毛にももちろんヘアサイクルは関係しています。
サイクルが乱れれば当然髪は弱々しく、切れ毛や抜け毛が目立つようになります。
ただ女性の場合には、そのサイクルの乱れを早めるのに食事やストレス、睡眠、運動など生活スタイルも大きく関係してくる事が多いのです。
ストレスや無理なダイエットは乱れたヘアサイクルの要因となり抜け毛や薄毛を引き起こします
ストレスや過度なダイエットといったきっかけでも、若い女性が薄毛になってしまうことがあります。
最近では、さらに今まで経験したことのなかったコロナ禍という大きなストレスの要因もあります。
そのせいもあってか、昨今はとくに若い女性の間でも分け目の薄毛に悩む人が増えているという話も聞きます。
髪が薄くなるきっかけは、人によって様々です。
とくに女性の場合には、男性のAGAによる男性型脱毛症とは違い、実にいろいろな要因が考えられます。
ホルモンバランスの乱れや間違ったヘアケア、偏った食事による栄養不足など、それぞれの要因がきっかけとなって症状が現れる可能性があるのです。
その中でもとくに気をつけるべきは、ホ ルモンバランスの乱れが原因で起きる薄毛です。女性の髪の健康は女性ホルモンと深い関係があり、その分泌量が低下すると、抜け毛の増加や薄毛といった症状を招きます。
そうなると当然、ヘアサイクルが乱れて成長出来ないままの異常脱毛として細くて短い毛の抜け毛が増えます。
具体的には、女性にも存在する「男性ホルモン」が優位になると薄毛になりやすいので、そうならないために、副交感神経を優位にさせることを意識する必要があります。
副交感神経より交感神経が上回ると常に体はピリピリモードとなり落ち着く事がなく、心は休まることは出来ない状態です。
それには、リラックスすることが大切です。何か、仕事や日々の疲れやストレスを軽減するための趣味やお友達との食事などでリラックスする安らぎ時間を作るのは大切です。
女性のヘアサイクルとホルモンバランスの乱れを整えるのにオススメ食材
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに類似しているという事で「大豆類を食べると良い!」とよく話題になっています。
アメリカでも大豆イソフラボンはホットフラッシュ、自律神経失調症状を緩和し、更年期症状に効くとされ、サプリメント業界は大きな市場になっています。
女性ホルモンは閉経後に少なくなり、その影響は体の至るところに現れてきます。
また、女性ホルモンの分泌が少なくなる事からホルモンバランスが崩れてしまい、それによって髪の毛も艶感が無くなり、細毛やうねり毛などのパサついた髪の状態になりやすく、また抜け毛や薄毛の原因にもなります。
大豆イソフラボンも大切ですが、このエクオールという物質に変わる事が重要なようです。「エクオール」は大豆イソフラボンが、腸内細菌の力で変換されて生まれる成分。この「エクオール」は、女性の健やかさと、美しさを保つ成分として期待されています。
エクオールについては大塚製薬から研究発表されています。
大塚製薬では「エクオール」について研究を行っています。閉経後女性における毛髪の密度の低下、軟毛化、白髪化などとエクオール産生能の関係について明らかにし、その観察研究論文が、日本美容皮膚科学会誌に掲載されました。
エクオールの1日のオススメ摂取量は?
1日の必要量の目安は、木綿豆腐なら3分の2丁、納豆なら1パック程度です。
エクオールを産生できる人でも、大豆イソフラボンは体内にとどまっていないため、毎日、大豆製品を食べる必要があります。
毎日、必要量を摂るのが大変だったり、更年期ケアの基本としてエクオールを摂りたい人は、サプリメントを利用する手もあります。
食生活を見直す事でヘアサイクルを正常に保ちましょう。
植物性タンパク質やミネラル類が豊富に摂取でき、なおかつ脂質が少ない、本来日本人 に適した食である「和食」を中心とした献立を考えるようにしてみましょう。
和食特有の昆布だしや鰹だし等の出汁類をしっかり取ると、醬油・味噌・塩等の使用量を控えやすくなるのでおすすめです。
また、味噌汁や漬物、納豆などの発酵食も腸の働きを活発にさせます。そして味噌や納豆の大豆は髪の育毛に効果のあるイソフラボンが豊富です。大豆イソフラボンは薄毛、抜け毛に効果的で、特に女性の髪の量を左右する女性ホルモンであるエストロゲンを減らさないようにする効果があります。豆乳なども効果的です。
サバやアジなどの焼き魚には血液サラサラ効果のEPAなどが多く含まれています。
こうして見ると、タンパク質、ビタミン、亜鉛、ミネラルなどを、高カロリーでなくバ ランス良く取れる〝温泉宿で出される朝食〟の献立は、理にかなった日本人に適した育毛食と言えます。
寝る前には白湯を飲むのも効果的
血行不良は抜け毛を引き起こしやすくします。
特に冬場は身体も冷えやすいので血行も悪くなりやすく、それによって頭皮に栄養が行き渡り難くなり抜け毛や細毛を引き起こします。身体の毒素排出効果のデトックスウォーターと冷え性予防として白湯を寝る前に飲むことをオススメそます。
白湯を飲むことは、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」に基づいた健康法です。白湯には血液を温めて動脈や毛細血管を広げ、血液の流れを良くする効果があります。
血流が良くなることでデトックス効果が高まり、体内の老廃物が排出されやすくなります。人が持つ本来の自然治癒力を引き出して体を整えてくれます。
夜の就寝前に冷えたお水でなく白湯を飲むことで内臓が温まり体温が上がるので新陳代謝が促進されます。
また、体に負担の少ない温かい飲み物を飲むことでリラックスして、グッスリと眠りにつきやすくなります。
抜け毛予防効果が抜群!腹式呼吸法が髪の不調を変える!
ヨガは基本的に腹式呼吸をしながら行う運動です。
また体の筋肉や部位を意識しながら ポーズを取るので、姿勢を正しくして歪んでいる骨格や骨盤を矯正したり、体の内部にあ る筋肉(インナーマッスル)に作用して鍛えることができます。
誰でも無理せず始められ る運動です。
また骨格のずれが矯正され、筋肉の位置が正しくなると、それまでずれていた骨格と筋肉によって圧迫され、滞っていた血流とリンパの流れが正常に戻ります。
腹式呼吸が髪や頭皮を活性化させる
通常、私達は日常無意識に行っているのは胸式呼吸ですが、ヨガでの腹式呼吸は文字通りお腹で呼吸する方法です。
よく「お腹から声を出す」と言いますが、胸式呼吸で声を出すよりも腹式呼吸で声を出す方が体に負担をかけずに大きな声を出せます。
演劇などの役者さんは腹式呼吸で舞台を演じられているので、観客席の奥までセリフや歌声が響き伝わります。声だけでなく、腹式呼吸は胸式呼吸よりも体全体を活性化させることができます。
この腹式呼吸法で呼吸を深くゆっくりすることによって、腹式呼吸を行うと副交感神経が活発になり、心身にリラックスをもたらし、自律神経のバランスを整えてくれます。
これまでいろいろな育毛法をやってきた中で、これといった効果が感じらない人は多いでしょう。
それは育毛の成分ばかりに頼り〝、一番必要なもの〟を取り入れることに意識が 向いていなかったせいかもしれません。
〝一番必要なもの〟。それは酸素です。
腹式呼吸をすることで、酸素を大量に含んだ血液が全身へと行き渡ります。
髪の発毛にとっては、血液や育毛成分などの栄養素だけでは足りません。血液や栄養素 ももちろん大切ですが、その前に一番重要なのは酸素をどう髪まで至らせるかということ になります。
酸素がないと、髪にいくら良い育毛成分を使用しても発毛はしにくいのです。
通常多くの人が行う胸式呼吸では、血液の半分がお腹にたまっていると言われています。また病気のある人では血液の2/3がお腹にたまっており、血液の循環や血流も悪くなり、様々な不調を引き起こします。
腹式呼吸を行うと、通常の3~5倍の酸素を取り込み、うっ血した血液が浄化され循環されます。
また血液がスムーズに心臓へと戻り、体の末端、頭皮の毛細血管まで新鮮な酸素が行き渡るのです。
冷えが解消し、自律神経のバランスが整えられる腹式呼吸をすることで新鮮な酸素が体中に行き渡り、頭の先端の頭皮や脳へも酸素が送り込まれます。
滞りなく毛細血管まで血液が循環し、血圧を正常にして体温が上がることで薄毛の大敵でもある体の冷え対策にも有効です。
またリンパの流れが良くなることで、デトックス効果を発揮します。
さらに体全体に酸素が行き渡ることで交感神経と副交感神経のバランスが整えられ、脳にセロトニンが分泌されて心身にリラックス効果をもたらします。
ダイエット効果にも抜群
腹式呼吸を行うと、腹筋の一部である腹横筋を鍛えることができます。
腹横筋とは腹筋のインナーマッスルとも言われる重要な筋肉です。このインナーマッスルを鍛えることで、内臓が正しい位置に戻し、内臓の垂れ下がりを防ぐことができますのでポッコリお腹にもダイエット効果があります。
簡単!全身に酸素がみなぎる腹式呼吸法
腹式呼吸法は慣れると簡単にできる呼吸法です。普段の生活で胸式呼吸をしているあなたも、ぜひ実践してください。
慣れないうちは寝て行う方法がベスト。座りながらだと最初は腹式呼吸の感覚がつかみにくいので、仰向けに寝ながら呼吸法をマスターしましょう。
❶ 仰向けに寝て、お腹に手を当てて、お腹で呼吸を意識して膨らませたりへこませたり します。
❷ 背筋を伸ばして胸を軽く開き楽にリラックスした状態にします。鼻から息をゆっくり10 秒間かけて吐きます。お腹の中の空気を全て出すイメージで行いましょう。お腹がぺたんこへこむまで吐きます。
❸ そして次にお腹をゆるめ、鼻から息を吸っていきます。少しずつお腹に空気を送り込 むようにゆっくり5秒間吸います。お腹が段々と膨らんでいくことを確認しましょう。
これを3分間繰り返します。
朝起きてからと寝る前の腹式呼吸がおすすめ
朝の目覚めと共に行う腹式呼吸は、体の中の細胞を目覚めさせてくれます。
また脳にも酸素が行き渡るので、目覚めが良く、頭がスッキリし活力が生まれます。 良い「気」の流れを体全体に行き渡らせます。
夜の就寝前に寝ながらの腹式呼吸は、深い良質な睡眠につながります。
また就寝前に考えがちになるような、ストレスを起こすマイナス的な考えや想像をなくし、免疫力を高めリラックス効果を与えてくれます。
この腹式呼吸を取り入れる事により、成長ホルモンがどんどん分泌される生活スタイルに変わり、目立った抜け毛もなくなり、髪にはハリと自然なツヤが保たれています。
血流を良くするゴキブリ育毛体操 寝る前におすすめ!
この「ゴキブリ育毛体操」も、毎日実践してほしい育毛体操です。
名前を聞くと気味が悪いですが、ふくらはぎや手足がダルい時やむくみが気になる時は 一瞬で改善して血流を促進する、すごい体操です。
就寝しようと思っても何だかふくらはぎや足の疲れが取れず、なかなか寝つけない、翌朝もむくみやすい、などの経験はないでしょうか?
カカトの高いヒールや立ち仕事などは血流が停滞し、悪くなりやすいので、それによって体全身や頭皮への血流も悪くなりがちになります。
また男女関係なく、仕事などでの座りっぱなし・立ちっぱなしの状態が続くこともむくみ の要因になります。座りっぱなしのデスクワークをしている場合には、太ももからひざあ たりまでが圧迫された状態になります。
圧迫されることによって血液が悪くなるので、余計な水分や老廃物がリンパ管や血管に回収されにくくなります。
排出されずにたまっていく一方になるので、むくみが起こります。
やり方は簡単です。仰向けになって両手足をバタバタと小刻みに動かします。
これを1日 1回 1分~ 2分するだけで、非常に簡単に足の疲れが取れて、むくみやダル さの解消、血流アップ、老廃物デトックスの効果があります。
これは、仰向けになって行うことがポイントです。仰向けになることによって、自然と 手足の血液が心臓に戻っていきます。
そして手足を小刻みに動かすことで、毛細血管から の血液循環を促すことができ、より血液が心臓に戻りやすくなります。
血液の流れがスム ーズになることで余分な水分や老廃物などがリンパ管に運ばれやすくなるのでデトックス 効果も生じ、血液が頭皮の毛細血管までスムーズに行き渡ることによって髪を作る栄養素 がきちんと運ばれ、髪の育成や抜け毛防止につながるのです。
一日の緊張をほぐすこともできますので、睡眠の質を高めるのにも効果的です。
まとめ
是非、髪の毛が細くなってきて抜け毛が多い方は実践してみてください。髪は健康のバロメーターですので、栄養が足りなかったり、寝不足やストレスの状態が髪にあらわれます。
難しい方法は一切ないので無理せずに出来る方法ですので試してみてください。
毎日行う事によって、きっと良い効果が期待できます。
また、予防的にも効果が高いので普段の生活の中に取り入れるのをお勧めします。