コレステロールを下げる薬、脂質異常症薬の服用派の脱毛を招くのはホント?

健康診断の結果、コレステロールの値が高い、中性脂肪の値が高いと言われ、医薬品の服用が必要とお薬を処方されて戸惑う方もいます。高脂血症(脂質異常症)の原因は、食事や運動などの生活習慣の乱れや、遺伝など様々です。
しかし、何も治療しないで放っておくのは危険です。
LDL-コレステロールは「サイレントキラー」との呼び名も付いています。
サイレントキラーとは高血圧症にもよく用いられる言葉ですが、静かに忍び寄る殺し屋という意味です。
はじめは自覚症状がほとんど無いのに、ゆくゆくは深刻な不調を招くからです。
気がつかぬ間に、蝕まれていってしまう…恐ろしいですね。
自覚症状が無いので、ある日突然「サイレントキラー」により、生活が一変してしまうこともあるので早めの治療や改善が必要になります。

しかし、脂質異常症薬の中には脱毛を引き起こす薬の種類もあるようです。

高脂血症の治療薬は様々なお薬があります。
高脂血症の治療の基本は、やはり生活習慣の改善であり、運動・食事療法が大切になります。生活習慣を改善していてもうまくいかない場合はお薬が処方されます。
治療の目的は、コレステロール、中性脂肪の値を適正値にコントロールし、動脈硬化の進行を抑制し、将来的に起こりうる心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な病気にならないようにするためです。
生活習慣を見直してみても改善されない場合は生死に関わる事にならない為に、医薬品の服用は大切になります。

高脂血症の治療薬にはこの様な種類のお薬があります。

くすりの窓口より参照

スタチン系薬の服用で脱毛の副作用もあるようです。

「スタチン系薬による脱毛の副作用は、男女を問わず高齢の患者で多く報告されています。原因は解明されていない点が多いのですが、スタチン系は血液中のLDLコレステロールを低下させる作用があります。
 女性に関してですが、髪の成長を促す女性ホルモン『エストロゲン』はコレステロールを原料とするため、スタチン系薬でコレステロールが減ると同時に女性ホルモンが減り、抜け毛に繋がると考える医師もいます」

NEWSポストセブンより参照

このニュースサイトによる記事では高血圧症や糖尿病治療薬などでも脱毛を引き起こす副作用がある薬もあるようですので参考にしてみて下さい。
副作用が心配な場合は自己判断で薬の服用をやめるのは危険です。必ずお医者さんにご相談して下さい。

生活習慣を改善してお薬の服用をしなくていい生活にする為には。

生活習慣を改善するのに1番はやはり食生活になります。
近年は、欧米化の食生活が主流となりカロリーオーバーになりがちです。
また、ファーストフードやラーメンなどの食べ過ぎも良くありません。
日本人にはステーキなどの肉食より和食中心の食生活が生活習慣を改善するには最適です。

特に、温泉宿の朝食は日本人に適した育毛食としても最適です。
植物性タンパク質やミネラル類が豊富に摂取でき、なおかつ脂質が少ない、本来日本人 に適した食である「和食」を中心とした献立を考えるようにしてみましょう。
和食特有の昆布だしや鰹だし等の出汁類をしっかり取ると、醬油・味噌・塩等の使用量を控えやすくなるのでおすすめです。
また、味噌汁や漬物、納豆などの発酵食も腸の働きを活発にさせます。そして味噌や納豆の大豆は髪の育毛に効果のあるイソフラボンが豊富です。
大豆イソフラボンは薄毛、抜け毛に効果的で、特に女性の髪の量を左右する女性ホルモンであるエストロゲンを減らさないようにする効果があります。豆乳なども効果的です。

アジやサバなどの焼き魚には血液サラサラ効果のEPAなどが多く含まれています。こうして見ると、タンパク質、ビタミン、亜鉛、ミネラルなどを、高カロリーでなくバ ランス良く取れる〝温泉宿で出される朝食〟の献立は、理にかなった日本人に適した育毛 食と言えます。

1日1粒の梅干しが髪も頭皮も若返らせる効果もあります。


赤ちゃんはよだれをたくさん垂らしますね。赤ちゃんのよだれには発育するための「パロチン」という成長ホルモンの一種がたくさん含まれています。
この成長ホルモンは骨や歯の再石灰化を助け、皮膚の新陳代謝を活発にし、筋肉、内蔵、皮膚、目や髪などの成長を促進させます。
骨粗鬆症の発症リスクが高い女性にとっては、骨や歯の再石灰化を促進してくれるのは嬉しい成分です。ただ、このよだれに含まれるパロチンは、成長と共にだんだん減少していってしまいます。

そこでパロチンを分泌させる為には?

パロチン成分を含む唾液は、毎回の食事で〝 回ずつよく嚙んで〟食べることでも分泌 されますが、梅干しを食べることによってもたくさん出ます。
梅干しのクエン酸には髪の発育に必要な亜鉛の吸収を高め、血液をサラサラにし「梅リグナン」というポリフェノール成分が細胞の酸化を防ぐアンチエイジ効果もあります。
また唾液の分泌を促進するだけでなく、梅干しは体を弱アルカリ性に戻す効果があります。
人間の体は弱アルカリ性であるのが健康な状態ですが、焼き肉やラーメン、ご飯、ビ ールといった毎日の生活の中で食べるものの多くは酸性食品なので、人間の体は常に酸性 に傾きやすいと言われています。
体が酸性に傾くと血液がドロドロになり、痛風など様々な病気にかかりやすくなりもち ろん、髪にも頭皮にも最悪です。体が酸性に傾いているうちは髪は生えにくいのです。
そこで血液の酸度を弱アルカリ性に戻すために、アルカリ性の食べ物である昆布などの海藻類やキュウリやトマト、ミネラルウォーターなどをこまめに摂取してアルカリ性に作用するようにしますが、普段の食生活で肉料理やアルコールを多く摂取し酸性に傾いている体を、アルカリ性食を摂取して中和するには、例えば牛肉を200g 食べたらその中和にはキュウリ 20本を食べる必要があります。
いくらなんでもキュウリ 20本は食べられませんよね?

でも、梅干しはたった 10g程食べるだけで、キュウリ20本分と同じ効果があります。
肉料理をたくさん食べた後に梅干しを食べるのは、とても効果的なのです。何百年も昔から食べられている梅干しですが、先人の知恵はつくづくすごいと感じます。
酸性に傾きがちな体を弱アルカリ性に戻して血液をサラサラにしてくれる梅干しは、髪や頭皮に効果のある成長ホルモンの分泌アップにも健康にも最適な、最強の1粒パワーになるのでオススメです。

お薬で数値を下げるのも治療法の一つですが、まずは副作用のない生活習慣からきちんと見直してみる事が大切になります。
適度な運動と和食中心の食生活は髪の為にも体の健康の為にも良い事ですので是非、取り入れてみて下さい。