女性の薄毛の悩みは年々増加傾向にあります。最近では若い年代の女性でも抜け毛や薄毛に悩んでいる方が多いのです。
統計的に男性、女性の3人に1人は何かしらの髪の悩みがある現代ですが果たして髪の悩み薄毛の悩みはどういった事による原因があるのでしょう?
女性の薄毛の主な原因は血流不足、加齢、ホルモンバランスの乱れが主な原因とされていましたがコロナウイルスが猛威となった現代では新型コロナ感染の影響による脱毛症に悩む人も多いようです。
コロナウイルス感染による後遺症で必ず脱毛症になるのでしょうか?
目次
コロナの後遺症で抜け毛が増えるって本当?
新型コロナの「後遺症」による抜け毛が大きな問題となっていてコロナに感染した後に抜け毛が心配という人は6割以上にもなります。最新の調査では、発症から半年後も4人に1人が後遺症に悩まされ、女性のほうが出やすい傾向にあるようです。
軽症であっても治ったからと安心できない新型コロナの後遺症ですが国立国際医療研究センターが回復した患者457人を調べたところ、感染を経験した4人に1人が、半年が経過しても倦怠感や抜け毛などの後遺症に悩まされているという結果で男性よりも女性の方が後遺症に悩まされている人が多いのです。
東海ナビ記事参照
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20211028_12978
コロナ感染後からどれくらいで脱毛するのか?コロナ感染後からどのくらいの期間を経て髪の脱毛が始まるのか心配になります。
4人に1人の割合で脱毛症になるかと思うといつからか抜け毛が始まるかの精神的な不安も重なります。
国立国際医療研究センターが実施したコロナ後遺症についての追跡調査より「(新型コロナウイルス感染症患者の)約4人に1人が脱毛症を発症」「コロナの症状を発症後、 約2か月後に脱毛症が顕在化する」ことが分かっています。
また、脱毛の期間は平均76日間続き、なかには120日間続く人もいるようです。
その後は脱毛は徐々に少なくなるようです。
なぜ後遺症で抜け毛が増えるのか?
一般的に感染症などによる脱毛症は自然に改善すると言われていますが、コロナ後遺症としての脱毛については、どのような原因で脱毛症を引き起こすかは分かっていないのが現状です。海外でのコロナ感染者でも重症度に関係なく、新型コロナ発症から3〜7ヶ月後くらいに脱毛が現れることが多いようですので日本だけでなく世界でコロナ感染後に脱毛症に悩む人は多いようです。
Yahooニュース記事参照
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210506-00236325
コロナ感染後遺症が残る様々な原因についてはまだ詳しく解明されておらず、基本的には時間と共に消えていくと考えられています。
後遺症を回避するには、今のところ新型コロナに感染しないようにするしかないため、基本的な対策を改めて徹底することが重要です。
マスクの徹底、こまめな手洗いと消毒をして感染予防していく事が大切になります。
コロナ抜け毛を知っていますか?
新型コロナに感染した後遺症での抜け毛と新型コロナの流行でコロナ感染はしていないものの、コロナ禍での生活スタイルが招く抜け毛もあります。
それがコロナ抜け毛になります。
コロナ禍での生活スタイルの抜け毛の影響とは?
外出制限やテレワークにより部屋に閉じこもりがちになる精神的なストレス、日光を浴びない日々の生活による免疫力低下や運動不足、栄養不足が主な原因によりコロナに感染していなくても抜け毛が増えて悩む人は増加しています。
女性は男性よりも栄養不足に陥りやすくその結果、髪や頭皮への栄養素が届きにくい環境になり髪が細く痩せてきて抜け毛を招く状態が多いのです。
今までの生活スタイルから一変したコロナ禍での生活は精神的なストレスや免疫力低下、栄養不足による脱毛は新型コロナ感染による脱毛症とは関係がないので
自分で生活スタイルを心がけていけば抜け毛は防げるのがコロナ感染の後遺症影響での脱毛症ではないコロナ抜け毛の改善策です。
女性の5割が悩む分け目の薄毛とつむじ割れはコロナ禍で悪化
コロナ抜け毛でなくとも分け目の部分はもともと薄毛に悩んでいる女性が多い部位です。
日本人の約5割の女性は年齢的に40代を過ぎたあたりからつむじが薄くなって地肌が透けてきたり、つむじ割れでヘアスタイルが上手くまとまらなかったりしてきます。
ある程度の年齢を重ねると男性もそうですが女性も薄毛の症状が現れてきます。
しかし、分け目やつむじ部分が薄くなる原因は必ずしも年齢的な問題だけとは限りません。ストレスや過度なダイエットといったきっかけでも、若い女性が薄毛になってしまうことがあるからです。
ストレス社会やダイエットにプラスして今まで経験した事のなかったコロナ禍という大きなストレスの要因もあります。
そのせいもあってか、昨今若い女性の間でも分け目の薄毛に悩む人が増えているという話もあります。
分け目薄くなるきっかけは、人によって原因はさまざまです。
男性特有の薄毛の原因の一つでもあるAGAによる男性型脱毛症とは違い、女性の薄毛の原因には人によりさまざまな要因が考えられます。ホルモンバランスの乱れや間違ったヘアケア、偏った食事による栄養不足など、いろいろな要因がきっかけとなって症状が現れる可能性があるのです。
そのなかでも、特にホルモンバランスの乱れが原因で起きる薄毛です。
女性の髪の健康は女性ホルモンと深い関係があり、その分泌量が低下すると抜け毛の増加や薄毛といった症状を招きます。
ホルモンバランスの乱れといってもどうしたら良いの?
女性にも男性ホルモンが存在します。
男性ホルモンの方が優位になると薄毛になりやすいのでそれには副交感神経を優位にさせる必要があります。
それには、リラックスさせることとゆるめてあげ、そして触るということが大切です。
ストレスが蓄積されると交感神経と副交感神経のバランスが崩れて交感神経が優位になります。
頭をやさしく手で覆ったりして気持ちを落ち着かせます。
そうしてリラックスする事で交感神経と副交感神経のバランスを正常にしてホルモンバランスの乱れを抑制していきます。
睡眠不足はホルモンバランスが乱れてしまいます。睡眠も大切な生活スタイルですので良質な睡眠を心がけましょう。
午後10時から深夜2時が人間にとって大切な細胞が活性化する成長ホルモンがたくさん分泌されるゴールデンタイムですので早く就寝するように心がけましょう。
貧血による栄養不足の抜け毛
女性特有の抜け毛に栄養不足による貧血が原因の抜け毛もあります。
男性より女性は貧血傾向の人が多く貧血によって酸素が髪を作る毛根に運べなく栄養素が足りなくなり酸欠症状のひとつに抜け毛があります。
女性はもともと毎月の月経で鉄欠乏性貧血になりやすいので、日ごろから予防することが大切です。
まず気をつけたいのが食生活。
貧血は鉄分などの栄養不足が原因ですが、不足している栄養素は髪の毛を作る材料にもなっている栄養素なのです。
貧血の予防には鉄分を多く含む食べ物から摂取するのが有効です。
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄を多く含む食品はレバーやヒレ肉、カツオやマグロなどの赤身の肉や魚です。
一方、非ヘム鉄は小松菜やほうれん草などの野菜や豆類、ひじきなどの海藻類、乳製や卵などに含まれています。
ヘム鉄は非ヘム鉄より体の吸収率が高く、牛肉の鉄分の吸収率は約20%です。それに対して非ヘム鉄の吸収率は10%以下のものが多いのですが、動物性食品やビタミンCなどと組み合わせることで吸収率が向上しますし、梅干しなど酸味のある食材と一緒に摂ると、胃酸の分泌が高まって鉄の吸収率がアップします。
コロナ感染の後遺症の抜け毛以外にもコロナ禍での生活スタイルの変化による抜け毛が原因になる場合があるので生活スタイルの改善で髪は蘇ります。