抜け毛の本数が多くなってきたのはコロナの影響でしょうか?
コロナ感染後の後遺症で多いのが脱毛症になりますがコロナ感染していなくても近年、脱毛に悩む女性が増えています。
特に男性よりも女性の脱毛症になる割合が高いようですが一体どれくらいの抜け毛になるのでしょう?

脱毛症でどれだけの毛が抜けるのか?

 人によって脱毛症での抜け毛の量は個人差はありますが抜け毛の量が多い人ではゴルフボール大の抜け毛の量に驚く方も多いようです。ブラッシングした時にいつもよりブラシに付く抜け毛の量が多いと感じたらなら何かしらの髪や頭皮トラブルによる脱毛症になっている可能性もありますので適切なお手入れをオススメします。

洗髪の仕方で抜け毛は減らせる

抜け毛が増えたり脱毛症に悩む方の多くは洗髪の仕方で抜け毛を減らす事が出来ます。
まずは刺激の少ないシャンプー剤を使用する事が大切です。
成分を見てから自分に合ったシャンプー選びをしていきます。

シャンプー成分には代表的に高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系と分類されます。
抜け毛で悩んでいる人には低刺激なアミノ酸系のシャンプー剤がオススメです。
頭皮が敏感な人や抜け毛や脱毛症に悩む人は高級アルコール系の界面活性剤が配合されたシャンプー剤はオススメ出来ません。
かえって刺激が強すぎて更なる抜け毛を引き起こす場合や頭皮環境の悪化を引き起こす恐れもあります。

高級アルコール系の代表的な成分はラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムになりますが、シャンプーボトルの成分表を確認してみましょう。
他にもラウリルベンゼンスルホン酸Na、オレフィン(C14 C16)、スルホン酸N aも高級アルコール系成分になります。
成分表示の順番は成分配合量の多い順番に記載されています。
成分表示の水の次にラウレス硫酸ナトリウムと記載されているシャンプーは多いです。
代表的なのはボディーソープや台所洗剤になります。
この高級アルコール系シャンプーは界面活性剤といわれる人体には良くない成分です。

界面活性剤は普通だと混ざる事がない水と油を混ぜる事が出来る成分が界面活性剤になります。
水分と油分が混ぜ合わさり、初めて油分や皮脂汚れの除去ができるようになりますので泡立つシャンプーにはこの界面活性剤は入っていますが界面活性剤の種類によっては頭皮には強すぎてトラブル頭皮にもなりやすいのです。
ドラッグストアで販売されているシャンプーのほとんどはラウレス硫酸ナトリウムやラウリル硫酸ナトリウムが配合されたシャンプーが多いのでシャンプー容器の裏面に記載されている成分表を見てから使用するようにしましょう。

美容室などで販売されているシャンプー剤は成分などにこだわった頭皮に低刺激のシャンプー剤が多いので美容師さんに相談するのもオススメです。

洗髪の仕方は擦りすぎは抜け毛を増やす

シャンプー剤は直接頭皮や髪につけて泡立てるのはNGです。

化学成分で出来ているシャンプー剤は極力直接頭皮や髪につけるのはしないようにしましょう。
手のひらで泡立ててから髪に付けてゆっくり揉み込むように洗髪してください。
爪を立てて擦ったりする事は絶対に避けましょう。
爪を立てて擦ってしまうと頭皮を傷つけてしまい頭皮環境の悪化に繋がり抜け毛を更に引き起こす事にもなりますので頭皮は優しく擦らずにゆっくり揉み込むように洗髪して下さい。

シャンプー時のすすぎは時間をかける

コロナ感染の後遺症での脱毛症以外にコロナに感染していなくても抜け毛に悩んでいる人に圧倒的に多いのがシャンプー剤で洗髪した時のすすぎがきちんと出来てない事による抜け毛の誘発です。
自分ではしっかり洗い流しているつもりでも洗い流せてないことが多いのです。
シャンプー剤が頭皮に残っているとシャンプー成分が毛穴を詰まらせたり常在菌の異常繁殖により頭皮トラブルを引き起こしやすくします。

シャンプー剤で洗髪した時のすすぎは最低でも3分はシャワーですすぐようにして下さい。

まとめ

コロナ感染後の後遺症の影響での脱毛症でなくても抜け毛が気になる人はまずはシャンプー剤を変えてみる事が大切になります。
そして、洗髪の仕方も変えてみましょう。
頭皮は顔のお肌よりも繊細なので優しく擦らず洗いましょう。
シャワーでのすすぎは3分はゆっくり時間をかけてシャンプー剤の洗い残しのないようにしましょう。